新人への祝辞

ここ最近、入社式に招いて頂くことが多くふと昔の話を思い出したので書いてみたいと思ます


ある会社の入社式の祝辞でことあるごとに皆さん人間関係が大切、大切と言われていました


もちろん僕もこの業界に12年ほどいますので人間関係がいかに大切かは分かるのですがこの人間関係構築も仕事の一つとして捉えられている方は少ないなと思いました



僕はもともと他業界から来たのと他業種での研修も行うので気付いたのですが僕が最初に教わったのは人間関係とは仕事でありこれが出来ない限り出世はできないと言われました


また人間関係は教えることはない。


何故なら人間関係とはおべっか使ったり飲みに行ったりすることではなく会社のあるべき姿を共に目指し切磋琢磨するなかでこいつは本気だと思いその中ではじめてお互いに信頼が築け人間関係が構築出来る。



人間関係とは一生懸命仕事に取り組む中で、真剣な姿勢をお互いに眼差しに刻み込みその中から信頼が生まれて、その信頼が土台となって人間関係は出来上がる。信頼なしに人間関係は構築されない。


だからあえて人間関係を教えることはしません。皆さんが一生懸命仕事に取り組んで頂けましたら全員同志になってます。


そんな話をして頂いたのを覚えています。



また続きでこれを聞いた新人の皆さん、その為に皆さんは先輩達の言うことをよく聞いて仕事の仕方をしっかりと学んで下さい。


皆さんは仕事の仕方はまだ分からないと思います。


また皆さんがお客様に少し喜ばれても何年もこの仕事をしてきた先輩達のスキルを上回ることは今はまだ到底出来ないです。


なので皆さんが問われているのは仕事に対する姿勢です。

その姿勢が一番の評価に繋がりますので言われたことはきちんとやる。


報告連絡相談はこれでもかというくらいやる、はじめは良かれと思ったことが仇を打つ時が多いので先輩達とのコミュニケーションを大事にして下さい。


皆さん(新人)の一つ上、二つ上の先輩達の言うことをしっかり聞いて下さい。


先輩達を喜ばせることが初めの仕事です。お客様を喜ばすのは先輩達、その先輩達を喜ばせるのがあなた達の最初の仕事です。


そうすればものすごい連帯感が生まれ仕事の喜びが分かりやすくなります。人間関係もそれが出来れば出来ているでしょう。


仕事は一生懸命取り組む姿勢の中にすべてあります。

今思えば良いことを教えてもらえてました