応援したい根幹
そういえばコンサルをはじめて7年くらいまでは
正直売上を絶対に上げれる自信はなかった
売上を上げる手段はある程度持っていたので
単発的には上げることは出来たけれど
なぜ上がるのか、なぜ上がらないのか、
それらをすぐに見分けて打つべき手を打つなんて
ことは出来なかった
今でも完璧ではないけれど大体お店を見て
スタッフを見て経営者に会って話しをすれば
上げれるかそうでないかが分かる
というより自分が必要か必要でないかが分かる
むしろ必要とされるかどうかが一番重要な気がします
何とかしたい目標や目的がある
人に力を借りてでもやり遂げたいことがある
この気持ちがあればほぼ間違いなく
結果は出せると思います
売上を上げるにはノウハウや奇抜なアイディア
ではなく何が何でもやりたいという発起人の想いが
すべての解決策を集めて結果的に目標を達成する
と思います
コンサルの役目としては話しを聞いて課題を整理したり
第三者の視点で解決策を提案することが主な役割になります
その際にどんなアドバイスをするのか
どんな力になれるのかで器量が問われたりすると思います
イメージ的には受験生を教える家庭教師みたいなものが
コンサルだと思います
本人にやる気がなければ少しの成績アップを
ノウハウやアイディアで少しは上げることは出来ますが
根本的なところはやはり本人に意志がないと難しいです
ただその時になぜ勉強が良いのかやそれこそ今本当にそ
の人にとって勉強が必要なのかどうかを一緒になって真剣に考えて
その人がどうしたら理想とする人生を過ごせるのかを
考えることを第一としています
結果、お互いに力を合わせることがベスト、
またはベターとなった時にはじめて力を合わせます
保険業の人に似ているかもしれませんね
本当にいい人はその人の人生を一緒になって真剣に考えてくれて
人生の応援者になってくれます
と、前置きが長くなってしまいましたが
どうしてこんな考え方に至ったのかと言いますと
自分が過去にとても苦労したからです
学生時代、自分はとても不器用で何をやっても
人並みにできることはなくいつも苦労してようやく結果を
出せるような人間でした
そのクセお調子者でみんなの前でふざけてみたり
くだらないことをやって注目を浴びるのが好きでした
そんな性格からからかわれることも多く
スポーツでも勉強でも抜群にできる人に置いていかれる
ケースも多々ありました
今思えば自分の振る舞いや言動が原因だった
ことは分かりますが当時はそんなことは分からないので
いつも置いてけぼりで悔しい思いやさみしい思いを沢山しました
何度も言いますが今思えば自分のお調子者の性格が
原因なので同情する余地はないのですが
とはいえ、あの時にこんなふうに力になってくれる人がいたらなぁ
こんな時にこうしてくれる人がいたらなぁ
と思うことが多々ありました
学生時代は結構、あとはお前なりにがんばれよと
放って置かれることが多く一人であくせくしていることが多かったです
また努力も中途半端ですぐにふざけて真面目に
やり通すことがなかったので周りも本気で助ける気持ちに
なれなかったんだと思います
なんとなく頭の中ではこれではいけないとわかっては
いるのですが気持ちが先行して馬鹿な行動をとってしまう
真剣になることが恥ずかしかったし
努力したのに結果が出せないことが怖くて
本気になることすらしていなかった
逃げていた・・
でも心の中ではずっと助けを求めていた
誰か助けてくれ~
恥ずかしくないように一緒にがんばってくれる人はいませんか~
本気に努力してダメだった場合にも
フォローしてくれる確証はくれませんか~
そんなことを考えていた気がする
当時は本当に臆病でハッタリとメッキで
がんじがらめになって自分に苦しんでいた
おそらくこの頃の助けて欲しかった気持ちが
今でも心の奥底に残っていて
本気で助けを求める人の力になりたい
努力する気持ちのある人なら必ず力になってあげて
結果が出るまでサポートしてあげたい
という気持ちになるのだと思う
これが今の僕の動機の根幹でもある気がする
つづく