組織が26時間で豹変した秘密~その2~

続いて戦略についてです

前回戦略がなければ理念やビジョンがあっても絵に描いた餅で

余計に組織を混乱させてしまうことになりますと書きました


今回はその理由と背景をお伝えします


売れるサロン研究員のつれづれ日記

ポジショニングMAP

こちらはポジショニングMAPといって他店との差別化要素を

見極めるにあたって、とても分かりやすいので使用しています


理念やビジョンがあってもなぜ戦略がないと余計に組織を

混乱をさせてしまうか・・


それは単純にスタッフが具体的に何をして良いのか

分からないからです


もっといいますと明日から何を頑張れば良いのかが

不透明なので行動に移せない。


気持ちはたかぶっても実現方法が見えず、

いつの間にか想いも冷めてあの時のたかぶりは何だったのか

という状況に陥ります。



このようなことを繰り返してしまいパターン化になってしまうと、

もう従業員はオーナーの話に耳を傾けてくれることがなくなります。


気付くと冷めた組織になってしまいます。。



うんちく≫

人は認識から行動に移るまでには段階があります


認識から習得までの7ステップ

1)知る

2)分かる

3)気付く(共感)

4)やってみる

5)出来る

6)教える

7)習得


人は行動に至る前に上記の1)~4)のステップがあります

さらに習得に至るまでには5)~7)のステップがあります


単純に・・

知らなければやらない

分からなければ動かない

気付かなければ続かない

動き続けなければ出来ない

教えなければ磨かれない

磨かれなければ習得しない

といった感じです


このように理念やビジョンを語ると1)~3)まではよいのですが

その後の4)や5)に移すにはもう一仕掛けが必要です


そのために必要なのが戦略なのです



想いを共有し共感し気持ちがたかぶり、

具体的に理念の遂行とビジョンの実現をするには・・


私達は何を考えどんなアクションを起こせばよいのか!?

ここまでを示す必要があります



ここでよく「そこまでしなければいけないのですか?」

と聞かれますが、当たり前のレベルが相当高まるまでは、

ここまでしなければ人は動きません!


そこまで出来る人材がいましたら雇われの身でいてくれませんので・・


ですので一丸となった組織をつくるには理念・ビジョンにくわえて、

それらを実現する為の戦略まできっちりと伝える必要があります

では次回は

理念とビジョンの完全共有についてお伝えいたします