社長と社員が一丸となるにはミッションが大切
林さん、どうしたら社長と社員が一丸となる組織が出来上がるのですか!?
とよく聞かれます
その際に僕がお聞きすることが2つあります
それは会社の「ミッション」は何でしょうか
また御社の「理想顧客」はどのようなお客様でしょうか
ということをお聞きしています
これは会社のあるべき姿や目標および戦略を明確に示し
社員と共有することが出来ていますか?
ということです
今回はミッションの意味について書きます
例えばよくある状況ですと会社の理念や目標はあるのですが
社員さんが認識しているのは日々の売上目標のみ、
もしくは昨年対比目標のみという状況です
これは目標を達成したら〇、そうでなければ×という
2つのジャッジしかないという状況です
この状況ですと社員さんの中ではとにかく売り上げ目標を
達成することに着眼します
目標を達成できなければ×の烙印が押されてしまいますので
しかもこの状況ですとモチベーションが続きません
売上目標を永遠に追うわけですので、
終わりのないノルマがずっと続くわけです
社員さんのやる気がイマイチでないとご相談される
ケースの多くがこのような原因だったりします
恐らく私達、経営者自身も売上のみを追い続ける
環境はキツイと思います
もちろん売上目標はずっと追うのですが、
そこに意味や意義があるかどうかが重要です
何のために売上を上げるのか
その先に何があるのか
そして会社は何のためにあるのかなどです
そこで登場するのがミッションです
このミッションは会社や目標に対して意味や意義を持たせます
社員さんや経営者自身のモチベーションにもつながります
私の会社は美容を通じてでも、飲食を通じてでも、
ITを通じてでもよいので、何をする会社なのかを
明確に提示することです
例えば単純に100人のお客様の笑顔をつくる
1万人のお客様の満足をつくる
地元に住む人の8%を自社の顧客にする
でも何でも良いです
これによって売り上げ目標はその通過点であり、
達成なのか未達なのかも大事ですが、
それ以上にもっと大きなミッション達成に向けて
前に進んでいるのかどうかが重要になってきます
こうなると社員さんもただ売上を上げるため
食べるためだけに働いているのではなく
使命を成し遂げるためという意義を背負うので
まるで違った働き方になります
売上に対しても意欲的になってきます
目の前の改善や売上に惑わされず
長期的な視点で成長していく企業になります
社長と社員が一丸となる秘訣その1
まず会社にミッションを見つけてみましょう!