社長と社員が一丸となるには理想顧客を定めましょう

社長と社員が一丸となる組織には

ミッションと理想顧客が大切と説明しました

 

ミッションは会社の存在意義を表し

日々売上を上げるためだけに働く状況を脱却させます

 

では理想顧客を定めることは

どのような効果をもたらすのか

 

これは会社の方向性や在り方

戦略戦術を明確にし

毎月目標に追われ売上のことしか考えなかった立場から

ターゲットに狙いを定めて戦略戦術を打つ

攻めの立場に変わります

 

これはどういうことかと言いますと

今の世の中はモノやサービスが溢れていて

ただモノを売っている、ただサービスを提供している

だけではピントがぼやけて顧客が反応しません

 

例えば、いまテレビを出しました

住宅を販売しています、化粧品を売っています

と言われても世にありふれていてピンとこないと思います

 

ところがこれをシニアやシニアの親を持つ

子供世代向けとターゲットを定めた商品とすると

 

お年寄りにやさしくリモコンのボタンは大きく

ワンタッチで録画予約が簡単にできます

あわせて字幕も大きく出せるシニア向けテレビが出ました

 

歳をとった両親とも一緒に住めるように

バリアフリーの二世帯住宅を販売しています

1階はご両親とお孫さんで仲良くくつろげるスペース

2階は親子団らんできるモダンな空間です

 

化粧品ではあれば親子で歩いていたら

姉妹と間違われるをコンセプトにつくられた化粧品です

 

などと言われたらどうでしょう

自身がターゲット層にあえば興味を

惹かれませんでしょうか

 

よくこういったものはキャッチコピー力や

アイディアなどと思われがちですが

そうではなく自社の強みと経営者の人生観を

照らし合わせながら、自社の商品やサービスは

どのような人に提供するともっとも喜ばれ

売り込まなくても向こうから売って下さいと

言ってくれるのかという視点で考えることです

 

このようにして自社にとってもっとも

相性の良い顧客像が明確になれば、

その顧客にさらに喜ばれるには

今から何を工夫をしたらさらに喜ばれるのか

 

どのような視点で売り込めばよいのか

今後どのような商品やサービスを開発したらよいのか

などが見えてきます

 

理想顧客に自社の商品やサービスを

知ってもらうにはどこでどのような販売促進活動

を行えばよいのかなど戦略から戦術、マーケティングプラン

まで出来てしまいます

 

またここまで理想顧客が明確になってくれば

社員にも分かりやすく共に議論することができます

理想顧客の満足を軸に様々な年代や男女の視点、異なる視点を

加えて吟味した方がよりよいアイディアが出ます

 

理想顧客が曖昧、なぜ当社の理想顧客が

そのような人なのかなど背景を共有せずに

戦略や戦術ばかりを話し合っていますと

ほとんどが未来に繋がらない値引きや

やらされ感あふれる会議しか出来なくなってしまいます

 

流行がどうや、セミナーでコンサルタントがこういった、

他店の成功事例がこうだから、、などの外部情報

一度、こういった視点を捨ててみて

自社と自社を求める理想顧客と向き合って

自社なりに戦略戦術を考えてみませんか

 

社長と社員が一丸となる組織の秘訣2

理想顧客を明確にすることで

社員を戦力として巻き込もう!でした