社長と社員が一丸となるには現状分析
前回のblogにて社長と社員が一丸となるには
ミッションと理想顧客の明確化が大切とお伝えしました
次は目標の共有と現状分析です
通常ミッションと理想顧客が明確になれば
社員のモチベーションは上がり
さっそくでも戦略を練って目標に向かいたいところです
ですが、ここで勢いのみの目標を定めたり現状分析をしないまま
ことを進めてしまうと感情のまま動いただけで
継続性と成長性に繋がらない行動になってしまいます
ですので、ここは落ち着いて
目標設定と現状分析を行います
手順から言いますと現状分析が最初になります
よく方向性やビジョンが定まったらすぐに目標と
なるケースもありますが、私の場合はその前に
現状分析をオススメします
理由は現在の売上の状況もわからず
昨年対比で高過ぎる目標や損益分岐点を下回るような
目標を感覚で立てていては戦略的な行動が取れなく
なってしまいます
例えばここ最近売上の調子が悪く昨年対比95%
辺りを推移しているのにモチベーションだけで
昨年対比140%の目標を立ててしまったり、
立てた目標が損益分岐点を下回っていたりしたら
経営の継続すらできなくなってしまいます
ですので、まずは数値を正確に把握することが大切です
なかには理論的な戦略や根拠がなくても
大きな目標を追うことで成果は付いて来るもの
だから大きな目標を立てようという考えもあります
私はこれは反対ではありません
ただしその大きな目標に対して
本人がやる気を無くしたり焦りでプレッシャーに
潰されてしまう、もっと言えばどうせ出来ないから
といってはじめからやる気がない状況になることが
一番避けたい状況です
本気でない目標には情熱が湧きません
情熱のない目標と行動には成長は伴いません
情熱の湧く目標は出来るか出来ないかが
自分の努力次第によって変えられる状況になります
ですので、こうしたしっかりと努力次第で
手が届くかどうか根拠をつくるために
目標設定の前に現状分析をします
現状分析のポイントは次回
お伝えさせていただきます
最近雨が続きますね