求心力のあるリーダーとは
強いは組織はリーダーから
そのようなことを思う機会があり
久しぶりに日本電産の永守重信さん
の本を読み返しました
M&Aや人材育成、人を切らないことで有名な経営者です
ここに書かれていることで響くことは
いくつもあるのですが、
その中で今回響いたことは
社員とのコミュニケーションの密さです
それは社員の趣味や家族のこと
友人関係、好きなこと嫌いなことなど
プライベート的なこともほぼすべて
共有するということです
もちろんこれは社内で絶対ルールではなく
永守さんがやられていることだと思うのですが
とても納得のいくものでした
それは先ほど挙げたように社員のことを深く知り、
社員の母が病気がちである、嫁姑の仲が悪いということを
知っていれば、遅くまで残業しているときに
「おい、もう帰ってええぞ」とやさしい声の一つも
かけてやれる
また自身も「今日は夫婦喧嘩してきたから機嫌が悪いぞ」
「下手な書類を持ってきたら承知せんぞ」
などと言い、プライベートな部分でもすべてオープンに
している
新入社員教育にいたっては
「家庭のこと、家庭であったこと、
友人のこと、何でも話してくれ」
「困ったことがあったら何でもいうてや」
と伝えているそうです
ここで感じることは人としてのやさしさと
器だと思います
仕事は仕事、プライベートはプライベートと
割り切る人に、僕は人の心を動かす力は出てこない
と思います
経営者だって一人の人間
上司だって一人の人間、一つの人生
部下だって一人の人間、一つの人生、大切な人生
です
こうした相手のことも自分のことのように
考えれるリーダーが人をまとめて
人を動かすリーダーになれると思います
共に同志であるという認識
共に幸せになろうという意識
これらが大切ですね