スタッフがやる気になる目標設定2
美容業界の経営コンシェルジュ林です
前回の「規模」と「営業時間」「営業日数」
「平均施術時間」「客単価」と「稼働率」の6つ
上記で適正売上目標を設定しましたのとは別で
次は今いるスタッフでいったいいくらの売上を
上げるのが適正なのかを見ていきたいと思います
これって結構気になりますよね
業界でよく言われる10分1,000円や
生産性60万円などをめやすとしていたりしますが
これはあくまで一般常識で、私たちはいったい
どれくらいの目標が適正なのか
ここを見ていきたいと思います
今回使う数値は、
①各スタッフの勤務時間
②各スタッフの勤務日数
③各スタッフの平均施術時間
④各スタッフの技術客単価
です
手順は
①あるスタッフの勤務時間が
10時~19時勤務だったとします
9時間中の1時間は休憩として
お客様に向き合う時間は8時間=480分
②そのスタッフの勤務日数が
週休2日で22日だったとします
すると①×②
480分×22日=10560分
が1カ月でお客様と向き合う時間となります
そこへ③の平均施術時間、
例えば60分だったとしますと
10560分÷60分=176人
この176人が1カ月の限界施術人数となります
そこに④の技術客単価が
7,000円だったとしますと
7,000円×176人=1,232,000円
これがこのスタッフの限界売上となります
ここも前回の目標設定と同じで
稼働率100%での計算ですので
経験上、私の基準では平均75%稼働率
繁忙期で90%前後だと思います
ですので通常のアベレージでは
1,232,000円×75%=924,000円
これがめやすになります
稼働率75%ということは3/4ですので、
4時間ありましたら1時間は遊んでる時間が
あるということです
ですが実際にはこれは遊んでいるわけではなく
プラスオンメニューで
お客様の施術が前後しても大丈夫な遊びだったり
急な予約にも対応できる幅だったりします
稼働率が常にカツカツ状態ではお客様も施術者も
疲れてしまいますので稼働率90%越えは繁忙期
くらいがちょうどよいと思います
この業界は離職が最も手痛いですので
稼働率75%でも十分に採算が取れる
ビジネスモデルを作り上げることが重要です
少し厳しいことを言いますと
稼働率75%で営業利益15%以上取れないのは
経営者の責任範囲ですので、確かな知識と情報を
もってビジネスモデルを作り直していくことが大切です
知っている知っていない情報格差だけで
経営は上手くいくかいかないかが
決まってしまいますので確かな情報と知識を得ましょう
どうしたらよいか分からない場合は
弊社でも月に2社までは無料相談を行って
おりますのでお気軽にご相談下さい
※私の力不足で月2名様までが限界で
ご面倒お掛けいたします
と長くなりましたが
あとは同じようにすべてのスタッフさんの
勤務時間と日数、施術時間と客単価に稼働率
を掛けて、今のメンバーでいったいいくらの
売上を出すのが適正なのかを算出してみましょう
こうした物理的な目標設定は
スタッフさんも納得してくれますので
無理なく無茶なく目標を設定していきましょう
また細くしておきますと
稼働率75%の売上にまだまだ遠い場合は
半年後や1年後など時間軸をうまく調整して
いずれは理想の目標値へもっていくといった
形を取っていただければと思います
単純に押し付け目標はスタッフが
嫌がりますので適正目標から設定してみましょう
というお話でした
想いを数値に変える
経営コンシェルジュ林