給与体系づくり
美容業界の経営コンシェルジュ林哲平です
今日もそうでしたが
最近は給与体系づくりが多いです
しっかりとした給与体系を
つくりたいのですが
どのように設定したら良いでしょうか
とのご相談が多いです
これも単純です
(つくりだすと単純ではないですが・・)
決算書をみて
経費分配をどのように設定して
売上の中の何%を労働分配率にあてるか利益を残すか
そして評価内容をどのようにするのか
これの選択とさじ加減だけです
(て、十分ややこしいですね・・)
また補足ですが正確には売上に対しての分配ではなく
粗利に対しての分配が適切です
粗利=売上―原価
原価は仕入れ先に支払うお金であり
我が社が自由に使えるお金ではないので
売上では計算せず粗利の中で分配を見ていく方がよいです
チーン・・
そんな音が聞こえます・・
(難しいですよね・・)
では小難しいことは置いときまして、
私がつくる給与体系では下記の
9つをベースにつくります
(ポイントだけでも掴んで下さい!)
①技術に対する歩合
②商品に対する歩合
③指名料に対する歩合
④査定給に対する歩合(行動評価)
⑤役職手当(MGRや店長、在庫管理係など)
⑥手当て諸々(通勤、住宅、時間外、など)
⑦賞与(サイコロ振って出た目の数など入れてます(笑))
⑧労働保険
⑨社会保険
あとは定着率を上げたい場合は勤続給をつけたり
目標を達成した時の達成給などをつけたりします
勤続給は入社5年目までつけて
それ以降は逆に減らしたりもします
最初は能力がないので応援しますが
5年以降は実力で稼いで下さいという
メッセージです
また目標達成給はいがいと曲者で
賞与で還元して月ごとには出さない
ケースが多いです
理由はここをモチベーションのために
付けられる方が多いのですが、
これって目標を達成したらおだちん頂戴で
達成しなかったら責任取りません
という従業員にとっては無敵のルールです
経営者の場合は目標達成が未達で
特に1月2月など場合によっては
損益を下回る場合もあります
また季節指数によって下回るなら
まだいいですが社員がぼーっと
していて未達で損益を下回った
日にはいらいらが止まらないと思います
そのようなケースが多々あるのに
目標達成出来たらお駄賃
出来なかったらノーペナルティ
これって経営者にとって結構
痛い状況です・・
ですので月ごとの達成での
手当は出さずに半年トータルの
利益の中から分配するようにしています
あとは検定給もつける
ことが多いです
最近では検定給をそのまま付けるより
よりエキサイティングな組み込み方を
していたりします
検定とはそもそも何のためにあるのか
この目的を果たしてくれた人が
より面白くなる設定をしております
ここはまだまだ秘密にさせて下さい・・
(なんだよー・・)
また人の采配だけでは
その人の能力を100%評価することは
厳しいですので、ボーナスでは
サイコロ給を取り入れているところもあります
運も実力!サイコロの目の数で賞与の一部が
決まるようにしたりしています
(結構盛り上がります!)
あとは元気で賞、親切で賞、新人で賞
売上No.1で賞、客単価No.1で賞
あんたがNo.1で賞など盛り上げたい
賞は色々と盛り込みます
そしてこれらをひっくるめて
労働分配率内にすべてが収まるように
設定をしていきます
ここのあたりが会社によって
本当に様々です
出店を意欲的にしたい先
地方によっての違い
経営者が設けたい場合
などによって設定が異なります
ここのさじ加減が企業文化がでます
本命策でいいますと
給与体系は我が社で働く社員には
こんなスタッフに育って欲しい!
という会社から従業員へのメッセージ
であります
何をしたら評価するよ!
それは我が社が望むことだから!
といったメッセージです
このメッセージをいかに
給与体系に組み込んでいくか
労働分配率内の中で・・です
あと気を付けたい点で
歩合給をつけるときに
消費税込みの売上を対象にしてしまったり
指名料も込みの売上に歩合をつけてしまう
商品売上も含んだ総売上に対して歩合をつけてしまう
などのケースも時折あります
消費税は国に納めますので
我が社が使えるお金ではありません
歩合は指名料を引いた技術売上にしないと
ダブルカウントになってしまいます
また総売上のうち商品売上は仕入れ額が
大きく発生しています。
ですので、ここも総売上ではなく、
技術売上のみ歩合の対象とします
これらの軸が大切です
あまり参考にならないと思いますが
イメージ図を添付いたします
※ざっくりとですみません、、
実際使ってますが皆さんだいたい理解してくれますので・・
このように
給与体系はお金の流れと分配のさじ加減
育て上げたいスタッフ像の反映
そして少し面白おかしくつくることがおススメです
今回の給与はやはり難しいことが多く
少し不完全燃焼の形になってしまいました・・
申し訳ございません。。
またどこかで分かりやすくお伝えできればと思います
経営コンシェルジュ林哲平