スタッフとの意思疎通
美容業界の経営コンシェルジュ林哲平です
今週は人の問題の相談に乗ることが多かったです
私自身も人と向き合い考えさせらることがありました
サロン経営はどこまでいっても人対人
人との向き合い方から目をそらさないことが
サロン経営の極意とも感じます
私が相談される人の問題は
社員がいうことを聞いてくれない
自分勝手な行動ばかりする
数値への関心が弱い
出来ないことを環境や他人のせいにする
美意識が弱い
身だしなみや美観への意識が弱い
チームワークが弱い
などです
これらの問題に対して一般的には
サロンの理念をつくる
行動規定をつくる
組織ルールをつくる
ビジョンをつくり語る
見える化する
相性をみて対応する
などいろいろな対応方法があります
もっとかっこいいものですと
理念経営
マネジメントシステム
給与システム
コーチングスキル
心理学
生年月日統計学
などプログラム化された解決手法もあります
こうしたセミナーや勉強会は沢山開催されていますし
実際にこういった方法を取り入れることで
解決されることも多々あります
私もこうした方法論はいくらかあります
ですがこれは基本的に人間関係や信頼関係がある程度
成り立っていて、もっと効率を上げたい場合に
うまく当てはまる方法ではないのかなと最近思います
※人とじっくり向き合ってみる手段として手法の習得を推奨している
コーチングや心理学、生年月日統計学はうまくいくケースは
わりとあります
例えば組織問題で社員からの不満が多い
言ったことをやってくれない、自分勝手な行動が多い
何かTOPや幹部に対して不満があるような
態度をぶつけてくれる
このような減少が起きているときに方法論で解決
しようとすると火に油を注ぐような形になり
かえって悪化してしまうケースになってしまう
そのような光景を何度も見てきました
これはどうしてなのかいくつもの事例をずっと
見てきて解決されるケースをじーっと観察していると
見えてくるものがありました
それはスタッフとの関係、もしくは人との問題の
の多くはだいたいこの一つに行きつきます
それは、“人に対する無関心”です
例えば社員であるスタッフを
売上を上げるコマ(言い方悪いですが・・)
私の私欲やビジョンを叶えるコマ
投資と回収の対象(給与払ってるから見合うように)
雇ってやってる人
などと思ってしまっていると関係性を悪化させて
しまうことが多々あります
支払う給与に対しての売上額が見合うかどうか
雇ってあげたからどれだけ忠実に私のいうことを
聞いてくれるかどうか
このような目線だけで見てしまい、もしくは偏ってしまい
人としてその人を見てあげれていないケースです
逆に
その人はどうしてうちで働きたいと思ったのかな
うちで働くことでどうなりたいと思っているのかな
その人にも夢や目的があって働いていると思うけれど
どんな想いがあって働いているのかな
その人の家族や彼氏や彼女、友人関係、その他事情など
何を背負って生きているのかな
などと想いを馳せて気にかけてあげることが
スタッフとしっかりと向き合うです
立場としては雇う側、投資をする側、
勝負をかける側、結果はすべて自己責任、
つまりリスクを負う側である経営者
そして採用されれば無条件で給与が保証される
有休もある、福利厚生も用意してもらえる社員という立場
この差によって雇ってあげるだけでも
感謝してほしい・・、などの気持ちが沸くことも
とても理解できます
ですが人は理屈だけでは生きていない
感情で生きる生き物です
食べちゃダメだけど食べちゃう
やらなきゃいけないけどスルーしてしまう・・
これってすべて感情論です
人は理屈や正論で判断はしますが
最後に決定を下すのは感情であることがほとんどです
ですので人対人の問題に対しては
理論や理屈で向き合うのではなく、
感情や愛情で向き合ってあげることが
大切であると思います
経営者もスタッフもビジネスで見えれば
立場は分かれますが、人としてみれば同じ人
同じ夢や想いを持った人同士です
もしスタッフとうまくかみ合わないと
思いましたら、まずその人はどうしてここで働いて
いるのかな、どうしてうちを選んでくれたのかな、
何をしてあげたらこの子の願望を叶えてあげれるのかな
そのようなことに耳と心と関心を傾けてあげて、
実際にコミュニケーションをとってみると
解決の糸口が見つかることが少なくありません
人はそんなに強くはありません
人と人との問題は
その人としっかりと向き合うこと
上手くいかないときは無関心になっていないか
理屈だけで向き合っていないか
などと振り返ってみること
つらつらと書いてしまいましたが
このようなことを私自身も深く思う1週間でした
美容業界の経営コンシェルジュ林哲平